椿の針金掛け

椿は堅いので、もっとこれくらい…と無理するとポキッといってしまいます。
折れたところより下に葉があれば、また葉の付け根から芽が出ますから棄てないように。
折れた上の部分は、切り口を水中で切り直し、２～３時間水に浸けてから挿し木しましょう。

針金を掛けるときは少々コツがあります。
まずは適切な太さの針金を用意すること。アルミ線なら幹の直径の２／３くらいを目安に、太さの違うものを２～３とうり用意して下さい。
針金を巻き付ける前に、電気工事なんかで使うビニールテープをキツく隙間なく、ただし葉を巻き込まないように巻き付けます。こうすると曲げたときに幹が裂けるのを防げます。
そして曲げる時はゆっくりと、針金に沿って捻るように曲げます。
巻き付けた針金が曲げる部分の背中側にあるように、決して針金が腹側にならないように曲げます。